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我が学院リーダーが張華副学長に随行してオセアニアの大学を訪問

発表者:系统管理员発表時間:2020-03-11閲覧回数:25

先日、上海理工大学副学長の張華氏が、本学代表団を率いてニュージーランドのウェリントン・ヴィクトリア大学(Victoria University of Wellington)、オーストラリアのエディス・コーワン大学(Edith Cowan University)、ウェスタン・シドニー大学university of western sydney)などオセアニアの大学を訪れ、外国語学院の劉芹院長及び関係者が随行した。

代表団一行は最初にニュージーランドのウェリントン・ヴィクトリア大学を訪問した。同大学の国際事務担当副学長レベッカ・ニーダム氏との会談を行い、双方で両大学間の協力連携に関する覚書署名で合意を達成した。また学生交流学習プロジェクト(学部二重学位と修士二重学位プロジェクト、および冬季・夏季休暇中の遊学プロジェクト)、教員の派遣交流、教員・学生共同体の研究プロジェクト、双方連携によるニュージーランド研究センターの設立等につき、詳細にわたり話し合った。同大学の国際交流の責任者ロジャー・アームストロング氏の案内により、代表団一行は同大学の教学施設、芸術館及び学生活動センターなどを見学した。ウェリントン・ヴィクトリア大学は1897年創立、ニュージーランドにおいて最古の大学の一つである。AACSBEQUISのメンバー大学として認定されており、ニュージーランドの大学ランクでは3位に位置し、2020QS世界大学ランクで215位、教育学、英語言語文学とパフォーマンス芸術学科は世界100位以内に入っている。2000年のノーベル化学賞を受賞したアラン・G・ マクディアミッド氏も同大学卒である。

ウェリントン・ヴィクトリア大学副学長との記念品交換

ニュージーランドのウェリントン・ヴィクトリア大学を訪問

  

オーストラリアで代表団一行はまずエディス・コーワン大学(Edith Cowan University)を訪問した。同大学の学長スティーブ・チャップマン副学長の王嵬氏などと親しく会談を行い、両大学の科研協力で合意に達し、覚書に署名した。その後、代表団は同大学大学院ならびに人文・芸術学院の責任者と会談を行った。双方は科研協力の実施案をめぐって話し合い、中国国家留学基金管理委員会が主導するプロジェクト申請、オーストラリア文学研究、博士の連合育成等の面でさらに緊密な協力関係を築くことに合意した。代表団一行は当大学のアナウンス実践教学センター、芸術デザインセンターなどの教育施設も見学した。その後、代表団は博士教員連合育成プロジェクトを通して同大学博士課程に在籍している孫海影氏、および既に同大学で教育学博士を取得した金恵座談会を行った。我が大学とエディス・コーワン大学との交流協力関係は20年余り続いており、すでに5回にわたってオーストラリア文化週の活動を共同主催している。そして今年の前半、博士教員連合育成プロジェクト協議で合意に至った。

オーストラリアのエディス・コーワン大学を訪問


オーストラリアのエディス・コーワン大学と科研協力覚書に署名


オーストラリアのエディス・コーワン大学アナウンス実践教学センターを見学


人文・芸術学院の教員および学生と記念撮影(左から一人目が孫海影氏、右から一人目が金恵芬氏)

三つ目の訪問先はウェスタン・シドニー大学だった。同大学の教務総長兼人文学院院長であるピーター・ハッチング教授が代表団を迎えてくれた。そして双方が英語(科技翻訳)専門の学部二重学位プロジェクト、英語専門向けの学部から大学院までの一貫教育プロジェクト、教員・学生共同体研究プロジェクトおよび中豪文学文化互訳協力などについて会談し、協力の方向で合意した。ウェスタン・シドニー大学は1989年に設立され、100以上の学部/大学院、および博士課程コースを提供する大学として知られており、シドニー市と郊外に6つのキャンパスがある。世界大学ランキングでは上位2パーセントに入っている。全てのコースは政府や国際的な機関、専門機関から認定を受け、他の大学に比べて高い就職率を誇る。そのうち翻訳・通訳のコースが世界中で名を馳せていて、1984年設立されたこの翻訳・通訳コースは専門学位を授与可能であり、それは全豪で唯一20年連続NAATIに認定されている学位授与可能なコースである。


ウェスタン・シドニー大学を訪問


ウェスタン・シドニー大学教務総長と記念品交換

  

最後に、代表団一行はシドニー大学を訪問した。同大学の図書館、教育学院、人文学院及び教学棟を見学し、2009年に我が外国語学院の大学院を修了し、現在同大学博士課程に在学中の王震華氏から話を伺った。


シドニー大学の教学施設を見学(右から二人目が王震華氏)

今回の八日間にわたるオセアニア訪問は、ニュージーランドおよびオーストラリアの大学との交流・協力関係を開拓することが目的であり、今後相互交流の方向で人文学科の科研協力を強めていくためのものであった。