上海理工大学外国語学院は、文系および理・工学系が融合した学術伝統を有する人文社会系学部です。学院の目指す目標は、教職員、学生、ОG・ОBの全員が力を一つにして、共にチャイナドリームを築き、優れた多言語コミュニケーション能力および関連分野の専門的学術能力を国際化するトレーニングを行い,イノベーション精神に富んだ人材を育成し、国内外の言語・文化分野におけるハイレベルの人文科学研究を展開し、中国と外国の優秀文化の交流と学び合いを促進し、それらをもって社会の調和と発展に貢献していくことです。
本学院は上海機械学院科技(「科学技術」の略)外国語科として創立され、1979年から科技英語と科技ドイツ語学部生の募集を開始しました。全国で最も早期に開設された外国語専門学部の一つとなります。1984年からは専門分野向け英語(ESP)修士課程学生の募集を開始。本学院は外国語学科の特徴と理工系大学という背景を生かして、独自の発展経路を歩み、科技外国語教育・研究における全国の趨勢に先んじてきました。
本学院は大学全体での英語教育、外国語専門人材の育成、および関連分野の研究と社会貢献などの役割を担っています。学部レベルにおいて科技英語翻訳(科技翻訳)、英語(中米連携)、ドイツ語、および日本語という4つの専門科のほか、大学英語教育研究センター、言語学研究所、翻訳学研究所、文学文化と外国研究所が設置されています。外国語文学(一級学科)修士学位と翻訳専門修士学位が授与可能です。現在のところ、本学院に在籍する学生は1435名、うち学部生1083名、院生は352名となっています。現時点までに6500名あまりの卒業生を送り出してきました。学部の現有教職員は174名、うち教員158名、教授11名、副教授42名、博士学位を保有する者69名、在職中の博士課程在籍者が7名です。英語、ドイツ語、および日本語の常勤外国人教員が8名、非常勤外国人教員が10名程度となっています。