6月8日午前、外国語学院による国際共同運営プロジェクト――上海理工大学とアメリカ合衆国ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジと協力して設置した英語(中米連携)専門科教育プロジェクト連合管理委員会会議が、大学のスマート教室で行われました。コロナウイルスの影響を受け、この度の管理員会はテレビ会議となりました。上海理工大学暁東氏学長、張華副学長、アメリカ合衆国ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ候補学長Frank H. Wu、副学長兼教務総長Elizabeth Hendrey、人文・芸術学院院長William McClure、プロジェクトの元外国側責任者Howard Kleinmann 、プロジェクトの現外国側責任者Tao Wang,および我が大学国際交流処、外国語学院関係者が出席しました。
会議参加者は連合管理委員会メンバーの変更、及び今後の方向付けをめぐって意見交換をし、関係書類の署名に合意しました。丁暁東学長はこのプロジェクトの実施が大変意義あるものと高く評価し、コロナウイルスによる厳しい情勢下ではあっても、両大学が力を合わせて協力し、時差やネットなどで重なる困難を克服し、太平洋をまたいでのオンライン授業をうまく行ったと述べました。現在の教育戦略がグローバル化する中、両大学で積極的に新しい教育モデルを開拓する試みを行い、協力運営事項を速やかに秩序をもって発展させ、学生たちの学習持続と、特に四年生の順調な卒業を保証する、と語りました。
Frank H. Wuは、連携プロジェクトの実施が両大学の友好交流の懸け橋になるのみならず、中米両国の友好交流の懸け橋でもあり、両大学の協力をきっかけに、両国の友好交流に貢献してきたいとの意志を表明しました。Elizabeth Hendreyは、この上海理工大学との連携プロジェクトが、クイーンズカレッジが今まで国際連携協力してきたプロジェクトの中でもっとも長期間にわたるものであり、クイーンズカレッジとしても上海理工大学との協力関係をとても重視していると強調しました。そのうえで、学科共同運営や二重学位のプロジェクトにおいて十分に成果を収めたうえで、上海理工大学との新しい連携協力の分野を切り開きたいと、話しました。
会議では、副学長の張華がHoward Kleinmannに証書を授与し,20年来このプロジェクトのためにKleinmann氏が尽力してきたことを表彰しました。また、外国語学院院長の劉芹が今年度の運営状況について、Tao Wangが教員派遣についてそれぞれ報告しました。それから、今後どのように高い質と十分な量を保っていき、同時にオンライン授業を実施していくかについても自由で活発な議論を行いました。
(テレビ会議で交流)
(オンラインで記念撮影)
(張華がHoward Kleinmann氏に証書を授与)
(オンライン記念撮影)