上海市で現在復学率が最も高いのは、上海理工大学です。6月8日午後、全校で今年最初の卒業式を迎えました。2020年度外国語学院(中米連携)専門卒業式は学院ホールで行われました。張華副学長、外国語学院院長と当委員会書記、学科主任、教員代表が出席しました。
張華副学長は卒業生へ次のような言葉を送りました。「今年は特別な年になりました。コロナウイルスが世界中で蔓延し、中国人は世界各国の人々と共にウイルス感染拡大を防ぐために懸命に戦っています。そうした中で卒業を控えている皆さんも、党と政府の指導と要請を守り、各自が自宅隔離を守り、様々なボランティア活動に参加し、卒業論文の答弁もオンライン形式で無事に済ませ、社会復旧のためによくそれぞれの貢献をしてくれました。今年の就職情勢は例年以上に厳しいですが、政府レベルでも大学レベルでも皆さんの就職については重視しており、就職しやすい環境を作るためいろいろと取り組んでいます。百年一回のウイルスの流行を、私たちは負けずに乗り越えました。皆さんはきっと就職上のいろいろな困難に遭うでしょうが、挫折や困難は優秀な人材の試金石でもあります。卒業生の皆さんは、私たちの校訓にあるように、「義を信じ、愛に勤め、学を思い、志は遠大」である人になってください。ぜひ努力を続け、今後は素晴らしい人生を送られますように。
ウイルスの影響で、アメリカ側の責任者がこの日の式に出席することはできませんでした。その代わり、アメリカ合衆国ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ副学長兼教務総長であるElizabeth Hendrey、プロジェクトの元外国側責任者Howard Kleinmann 、プロジェクトの現外国側責任者Tao Wangら三氏が、2020年卒業の皆さんのことを思って、卒業生への祝辞を録画で送ってきました。
この卒業式では、上海市優秀卒業生、上海理工大学優秀卒業生、連合育成プロジェクト優秀卒業生が、それぞれ外国語学院から表彰されました。こうしてコロナウイルス禍がまだ続く中、上海理工大学外国語学院では2020年度英語(中米連携)専門卒業生各位のため、短いながら暖かい卒業式を挙行しました。
張華副学長の卒業式での挨拶
卒業生が卒業証書を授与される