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我が学院の学生、第15回全中国日本語作文大会で最高賞受賞

発表者:系统管理员発表時間:2020-07-20閲覧回数:16

1212日、第15回全中国日本語作文大会授賞式および日本語スピーチ大会が、北京の在中国日本国大使館にて行われました。本学外国語学院日本語科の学生が、例年より素晴らしい成績を収め、新たな歴史を作りました。張文先生と福井祐介先生が指導した大学院生の潘呈さんが書いた作文が、厳しい審査を経て4359篇の応募作から選ばれ、大会唯一の最高賞である大使賞を受賞しました。このほか、郭麗先生と福井祐介先生が指導した学部生の孫思婧さん、毛偉先生が指導した学部背の周思捷さんも佳作賞を受賞しました。


この授賞式における大使の横井裕氏による挨拶では、潘呈さんが「東京オリンピックの夢」という既存のテーマをめぐって、自らの日本体験を素材に実際に役立つアイディアを見つけ出したのみならず、ハイレベルな日本語を駆使して素晴らしい文章を書き上げた、と述べられました。横井大使は自ら潘さんと指導先生の張先生に賞状を手渡し、祝いの言葉を述べました。


またこの授賞式では、潘呈さんと張文先生がそれぞれ「翻訳の初心と私にできること」と「コンクール作文の指導策」というテーマでのスピーチを行いました。潘さんは自分の専門知識を生かし、東京オリンピックのボランティアとして国際友好交流に力を捧げたいと述べました。張先生は、上海理工大学日本語科において試合、コンクール、コンテストなどが学生教育を刺激する舞台となっており、教育効果をテストするプラットフォームともされている方針について説明しました。さらに自身の指導経験に基づいて、観察→発見→考えるの流れで作文の指導を進めることを提案しました。


授賞式終了後、一等賞以上を獲得した6名の指導教員が日本大使館を訪れ、横井大使と共に昼食をしながら、今日の日本語教育など中日交流を話題として交流しました。食事後には記念撮影も行いました。


全中国日本語作文大会は日本僑報社と日本在中国大使館が共同で主催し、また中日双方の多数の中日友好組織が協賛する作文大会です。日本僑報社では、これまで長らく中日友好文化交流に取り組んできました。同社は15年連続してこの全中国日本語作文大会を開催してきただけではなく、「忘れられない中国滞在エピソード」をテーマに日本人向け作文コンクールも行っています。今年度の募集では、国会議員、大学教職員、企業管理者などさまざまな職種の方から作品が寄せられています。それら応募者の中で、早稲田大学大学院生の乗上美沙さんが中国大使賞を授賞されました。中国在日大使孔佑氏もこの大会を高く評価しています。

人民網、中国新華網、当方網、中国網、テンセントニュース、また日本の朝日新聞、NH、日本テレビ、レコードチャイナなどの有力メディアがあいついで大会のことを報道しました。日本僑報社などの組織が提供してくれたこの舞台での受賞は、我が学院日本語科における学生教育の成果でもあります。我が学院は四年連続でこの大会に出ていますが、今年の収穫が最も大きかったと言えましょう。



日本在中国大使横井裕氏および日本僑報社編集長段躍中氏が潘呈さんに授賞


日本在中国大使横井裕氏が張文碧先生に賞状を読み上げ、授与


潘呈さんと指導教員の張文先生


我が学院で受賞した先生方、学生たちが、日本僑報社編集長段躍中氏と記念撮影