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上海市政協常務委員祝偉敏が本学で学術講演

発表者:系统管理员発表時間:2020-10-27閲覧回数:11

  1027日午後、上海市政協常務委員、対外友好委員会常務副主任、上海公共外交協会副会長、及び上海公共外交研究院理事会理事祝偉敏氏が、招聘に応じて本学総合楼ホールにおいて学術講演を行いました。この講演には蔡永蓮副学長が出席し、管理学院と外国語学院の責任者及び200名の教員と学生も参加しました。外国語学院院長と上海公共外交研究院常務副院長劉芹が講演の進行役をつとめました。

祝偉敏氏は「中米関係と公共外交」をタイトルとして、目下の中米関係の複雑で厳しい情勢を分析しました。そして公共外交の重要性、問題点、対策を論じました。祝氏は我が国の総合実力と国際地位を正確に認識し、自信を持つとともに問題点と不足点を意識し、絶えず変化する国際情勢に応じて対策を取るよう呼びかけました。また、中国は公共外交能力を高めつつ、各国との意思疎通を強化し、中国の事情を十分に伝え、さらに国際社会に溶け込んでいくべきだと話しました。祝氏の講演は論拠が豊富で内容が充実しており、実例とデーターもしっかりしていました。そのうえ、ユーモアやウィットに富んだ話術によって受講した教師と学生に強い印象を与え、彼らにとって大いなる学びの機会となりました。

劉芹氏はこの講演を総括し、祝氏の講演が歴史に鑑み、深い内容を分かりやすく語り、本学の公共外交研究の幕を開けてくれたと語りました。そして教員や学生がさらに公共外交に目を向け、また積極的に参加するよう呼びかけました。

ご承知のように、今年の97日、我が大学と上海公共外交協会が協力して上海公共外交研究院が設立されました。祝偉敏氏による講演は当研究院が成立して以降初めての専門家による指導講演であり、本学の公共外交活動の展開を方向づけるものとなります。同日、祝氏は外国語学院を見学し、副学長の蔡永蓮氏と張華氏と懇談し、上海公共外交研究院の今後の発展と課題について話し合いました。

学術講演中の祝偉敏氏

学術講演中の祝偉敏氏

学生との質疑応答

講演会場

上海公共外交研究院の今後の発展と課題について副学長の蔡永蓮氏と懇談する祝偉敏氏

外国語学院を見学する祝偉敏氏

祝偉敏氏と外国語学院リーダーとの記念撮影