2020年11月15日、中国大学外国語学科発展連盟理工系大学委員会が主催し、また上海外国語教育出版社と『上海理工学学報(社会科学版)』編輯部が共催し、上海理工大学外国語学院が実行する「第三回全国理工系大学外国語教育発展ハイレベルシンポジウム」が、我が大学で行われました。
大会は「学際化と融合化 新時代理工系大学外国語学科の新発展」をテーマとして、新工系、新文系、大外国語という背景から我が国理工系大学外国語学科の発展戦略を議論しました。大会は外国語学科の発展における普遍的問題を研究し、一流外国語学科建設の目標を展望しつつ、新時代理工系大学外国語学科のイノベーション、学科建設と教員育成の新モデルを構築することを目指していました。コロナウイルスの感染予防の観点から、我が大学は現代情報技術を活用し、インターネットでの生中継、オンラインテレビ会議、現場の小規模会議などを融合した新型会議モデルを採用しました。そのおかげで、北京航空航天大学、復旦大学、上海外国語大学、上海交通大学、重慶大学、西安交通大学等の三百名あまりの専門家、学者、現場一線で教える先生方が、安全、安心な環境で会議に参加することができました。
今回のハイレベルシンポジウムは全体開幕式、基調講演、オンラインサブ会場、オフラインクローズドミーティングという四つのセクションからなっていました。中国大学外国語学科発展連盟、全国理工系大学委員会などから参加した国語学界の数多くの専門家や学者が一堂に会しました。中国大学外国語学科発展連盟秘書長、上海外国語大学外国語学科学術委員会主任李維屏教授、上海外国語教育出版社葉青副社長、中国大学外国語学科発展連盟理工系大学委員会主任委員、上海交通大学外国語学院常務副院長常輝教授らが、この開幕式に出席しました。教育部高等学校大学外国語教学指導委員会委員、上海理工大学外国語学院院長劉芹教授が、この大会の進行役を務めました。
基調講演の終了後、上海理工大学副学長張華教授が専門家の方々と理工系大学外国語学科の発展をめぐって徹底討論しました。オンラインサブ会場では、列席した専門家や学者はそれぞれ「新理工系の背景における理工系大学の外国語教育の創新」「新文系の背景における理工系大学の外国語教育の創新」「新時代の理工系大学におけるハイレベル国際人材の育成案」「理工系大学における一流の外国語専門と一流課程の建設」、「未来に向かっての理工系大学の外国語学科の中身の建設」などのテーマで熱く議論し、深く話しあい、成果のある意見交換ができました。
全国理工系大学外国語教育発展のハイレベルシンポジウムは毎年開催されており、すでに中国国内における理工系大学の外国語学科に関して最も影響力を持つ交流の場となっています。今回のシンポジウムは、オンライン実況中継がなされた基調講演、オンラインサブ会場での検討、及び現場会場での小規模な「院長論壇」によって構成されていました。この大会は、バラエティーに富んだ学術活動を通して、参加者が互いに交流しあい、知恵がぶつり合うプラットホームを提供し、新時代における理工系大学における外国語学科の発展方向を定めたと言えます。今回のハイレベルシンポジウムは、全国理工系大学の外国語学科及び大学外国語教育をさらに高いレベルに押し上げ、外国語専門及び外国語教育建設のための新たな段階を構築するという重要な意義があったと言えます。