上海公共外交協会と上海理工大学が共同設立する上海公共外交研究院の調印式、我が大学にて実施
2020年9月7日、上海公共外交協会と上海理工大学によって共同設立されることが決定された上海公共外交研究院の調印式が我が大学で行われ、研究院が発足しました。そして発足後初の理事会会議が開かれました。
この調印式には、中国人民政治協商会議(略称:政協)常務委員、中国民主建国会(略称:民建)中央副主席、上海市政協副主席、民建上海市委員会主任委員、上海公共外交協会会長周漢民、 そして市政協常務委員、市政協対外友好委員会常務副主任、上海公共外交協会副会長祝偉敏、また市政協対外友好委員会専任副主任、上海公共外交協会副会長孫小双,さらに上海理工大学党委員会書記呉堅勇、学長丁暁東、副学長蔡永蓮、張華が出席しました。同時に本学からも、党委員会(学長)弁公室、党委員会宣伝部、科学技術発展研究院、国際交流処、外国語学院、管理学院、出版印刷と芸術デザイン学院、沪江学院などの関連部門や各学院の指導者や教授陣が列席しました。
双方が協議書に署名
上海公共外交研究院が発足
丁暁東氏が調印式の進行を務め、呉堅勇氏は大学を代表して歓迎のご挨拶をしました。祝偉敏氏と蔡永蓮氏は双方を代表して上海公共外交研究院の共同建設協議に署名しました。祝偉敏氏は第一回理事会の理事名簿を読み上げ、周漢民氏と呉堅勇氏は上海公共外交研究院の開幕式を行いました。その後、周漢民氏が研究院の将来の仕事に求めるものについて述べました。
双方の協議に基づいて、周漢民氏が上海公共外交研究院理事会理事長に就任しました。呉堅勇氏は上海公共外交研究院院長、上海公共外交協会と我が大学の関連指導者、本学の教授、理事会そして研究院の管理者と研究メンバーとを兼任することになりました。秘書処は我が大学の国際交流センターに置くことになりました。
発言する周漢民氏
呉堅勇氏による歓迎の挨拶
丁暁東氏が調印式の進行役を務める
祝偉敏氏が第一回理事会の理事名簿を読み上げる
調印式
上海公共外交研究院の正式成立後、習近平新時代における中国の特色ある社会主義思想を指導思想としつつ、「二つの百年」奮闘目標の実現のため、価値観による領導、課題による領導、目標による領導、そして結果による領導を堅持します。国と上海市の公共外交におけるハイレベル課題の議論と研究を着実に広げていき、文化交流と人材育成に力を注ぎ、絶えず上海の公共外交事業を押し進めていきます。近い将来、同研究院では上海公共外交のシンクタンクを設置し、上海公共外交のシリーズ講座を開催し、公共外交領域の課題を研究し、「ポストコロナにおける経済、社会発展と国際協力」をテーマとする公共外交シリーズ活動を展開し、公共外交領域での経済協力に関連する教育を行います。
記念写真
公共外交では政府による外交と民間における外交とを区別し、外交領域でかけがえのない重要な役割を果たします。今年爆発的に起こった新型コロナウイルスは、世界範囲で蔓延して猛威を振るい、様々な分野の外交活動に影響をもたらしました。このような時節に上海公共外交研究院の成立したことは、重要な現実的意味を具えているのです。同研究院は、ウイルス予防が常態化する中、上海に根を下ろし、世界を足場として、さらなる友好的国際世論環境の形成のため、中国事情をしっかりと世界に伝えることで、我が国のソフトパワーを強めるため、全力を尽くしていきます。