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上海理工大学およびアメリカ合衆国ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジの間で、国際学科共同運営プロジェクト連合管理委員会会議を開催

発表者:苏迪発表時間:2021-06-07閲覧回数:10

6月7日午前、上海理工大学外国語学院の行う国際学科共同運営プロジェクト本大学およびアメリカ合衆国ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジが協力して設置した英語専門学部教育プロジェクトの年次連合管理委員会会議(以下「管委会」と略称)が、本大学のテレビ会議室にて行われました。コロナウイルス流行のため、今回の管委会はビデオ会議で行うことになりました。この会議には、本大学副学長で管委会主任である張華氏、ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ副学長兼教務部長で管委会主任であるElizabeth Hendrey同大学人文・芸術学院院長のWilliam McClure同大学経済科副主任で本プロジェクト米国側責任者であるTao Wang本大学国際交流処長の馬暁婷氏、本大学外国語学院院長兼本プロジェクト中国側責任者である劉芹氏、本プロジェクト元専任責任者であった禹一奇氏、同じく本プロジェクト現専任責任者である黄芳氏、および本大学国際交流処の関係責任者が列席しました。

張華副学長は本プロジェクトの実施が大変意義あるものとして高く評価し、以下の内容でスピーチを行いました。両大学の実施している学科共同運営プロジェクトは、これまで二十五年という長い期間にわたって継続され、双方が緊密な協力関係を築きあげています。すでに約二千人もの人材を社会に送り出しており、国際学科共同運営プロジェクトの先駆者として位置付けられています。本プロジェクトで得られた成果は、両大学のリーダーと先生各位の努力や苦労なしに考えられません。この二年間では、両大学が心を一つにして協力しあい、コロナウイルスのもたらした厳しい情勢を乗り越えてきました。そして、本プロジェクトを中断することなく、学生たちに学習を持続させ、四年生を無事に卒業させることができました。さらに張副学長は、教育がグローバル化する現在、両大学において積極的に新しい教育モデルを開拓する試みを行い、よりいっそう両大学の学科共同運営プロジェクトを活性化していくべきである、と強調しました。

ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ副学長兼教務部長であるElizabeth Hendrey氏も、両大学の行ってきた連携プロジェクトを高く評価しました。Elizabeth Hendrey氏は、上海理工大学との間の連携プロジェクトについて、クイーンズカレッジがこれまで国際連携協力を行ったプロジェクトの中でもっとも長期間にわたるものであり、クイーンズカレッジとしても上海理工大学との協力関係をとても重視している、と強調しました。そして、学科共同運営や二重学位のプロジェクトにおいて十分に成果を収めたうえで、上海理工大学との新しい連携協力の分野を切り開きたいむね、意志表明しました。

この会議では、ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ人文・芸術学院院長William McClure氏が、本プロジェクトに対する真摯な関心と期待を表明しました。一方、本学の国際交流処長である馬暁婷氏は、学生の創新創業指導における両大学間の協力連携についての意見や考えを述べました。本プロジェクト元専任責任者であった禹一奇氏は、本プロジェクトでの仕事に関する経験談を語り、本プロジェクトのより良い発展を祈りました。本プロジェクトの現在の専任責任者である黄芳氏は、本プロジェクトのさらなる発展を期待しつつそのために全身全霊の力を振るうとの意欲を表しました。さらに、本大学外国語学院院長で本プロジェクト中国側責任者である劉芹氏が今年度のプロジェクト運営状況について、また本プロジェクト国側責任者であるTao Wang氏が教員派遣について、それぞれ報告を行いました。

この会議では、連合管理委員会メンバーの変更、プロジェクト枠内で学生が専門を再選択することについても議論し、各参加者は関係協議書に署名しました。会議後、双方の参加者が今後引き続き学科共同運営プロジェクトの発展を推し進め、協力し、努力を続けるむね表明しました。最後に、コロナウイルスのもたらした厳しい情勢が沈静化したのち、プロジェクト項目に関するより詳しい議論をすることを互いに約束しました。

(発言中の張華副学長)

(会議後の記念撮影)