5月26日午後、上海理工大学日・独語科及び学術英語の第一回フォーラムが外国語学院ホールにて開催されました。外国語学院の劉芹氏、学院党委員会副書記の金小東氏、公共英語教研センター主任の張楽氏、公共英語教研センター副主任の陳征氏、ドイツ語科副主任の曹蕓氏、日本語科副主任の江春華氏、学術英語指導教員の顧定蘭氏および曽祥宏氏などが同フォーラムに列席し、審査員を務めました。外国語学院の大学院生で学術英語課程のアシスタントでもある胡静雯さんと呉晗帆さんが、フォーラムの進行役を務めました。日本語科とドイツ語科の二年生計89名が同フォーラムに参加しました。
最初に、公共英語教研センター主任の張楽氏が開会の挨拶を行いました。彼は、「世界の流れ」「過去を継ぎ、未来を開く」「困難に立ち向かう」という3つのキーワードを使い、学術英語の特徴、規則及び学習目標を紹介し、積極的に学術英語の教学改革を行い、学術英語の一流課程を建設している本大学の経験について小括しました。また、同フォーラムで発言する学生各位を強く励まし、チャレンジに立ち向かって困難に取り組むように勧めました。
その後、フォーラムが正式に始まり、学生全員が所属するクラスと研究テーマによって21の研究チームに分かれました。各グループから選ばれたプレゼンターが演壇に上がり、審査員の先生たちを前にプレゼンテーションを行って、自分のグループの研究テーマ、研究の背景、研究目標及び研究の結果とその意義を語りました。プレゼンターたちは全員きちんとした服装をしていて、おおらかで自信満々な様子でした。そして、無事に規定時間内で各チームがとりまとめ報告を英語で行いました。激しい戦いでしたが、周洪陽チームが特等賞を獲得し、瀋雨桐チームと朱晗チームが一等賞、馬千逸チームなど4チームが二等賞、劉霏霏チームなどの6チームが三等賞を受賞しました。日本語科の劉霏霏さん、楊文韬さんと、ドイツ語科の馬千逸さん、周洪陽さんが、優れたスピーチ能力を評価され、個人風采賞を受賞しました。同フォーラムに出席したリーダーと来賓の手から、受賞者に証書が授与されました。
最後に、劉芹院長がフォーラム閉会の挨拶を行いました。まず劉芹氏は外国語学院の科学技術英語の歴史を振り返り、学術英語の重要性を強調しました。それから日本語科とドイツ語科の学生各位の優秀な発表ぶりを高く評価し、同フォーラムの発表テーマ、研究内容、さらにパワーポイント資料作成はかなり強固な学術性と規範性が見られる、と褒賞しました。それと同時に、劉芹氏はプレゼン中のボディーランゲージやサブランゲージなどプレゼン技術の使い方について、学生へのアドバイスと期待を述べました。最後に劉芹氏は同フォーラムの準備や運営についても高く評価し、今後も継続して学生たちのために学術能力の鍛錬と披露の場を提供することを希望しました。
学術英語は上海市教育委員会重点課程「学術英語読み書き」と「学術英語の聞き取りと会話」をよりどころとし、これは以前から本大学の学術英語第二教室活動の主要段階とされています。外国語学院では教室内外がシームレスに融合した学術英語教学体系を2013年から打ち出しています。そして、2017年度には第三回上海大学生国際フォーラムを主催し、また数回にわたって校内学術英語コンクールを挙行したり、優秀な学生を選抜指導して上海市あるいは国家レベルのコンクールの場に送り込んでもいます。そして数回の大賞すら獲得しました。今回のフォーラムは、まず第一に理工系以外の大学生を対象とするもので、本大学の大学英語改革の進展に創造力を与えるという意義を持っています。一般的教学モデルをより深化させ、複合型人材の育成にむけたさらなる一歩を踏み出しています。
劉芹氏の挨拶
フォーラム会場
選手の雄姿
フォーラムを記念して撮影