2022年2月24日午後3時、本学院の日本語教員である郭麗氏が、日本国長崎県の国際課から招待を受け、第2回長崎県オンライン国際ビジネス交流イベントに参加しました。そして長崎東高等学校の15人の学生からインタビューを受けました。
長崎県の国際課によって開催されたこのイベントは、新型コロナウイルス感染が拡大する中、オンラインインタビューなどの形での交流を通じ、より多くの国際的視野を持つ若手人材を育成し、長崎県と海外友好都市との間で今後よりよく相互理解を果たし、交流し、協力し合うことを進めるためのものです。日本側の参加者は、主に長崎県内にある学校の中国語学習者でした。一方、招待された中国側参加者は、主に中日友好の第一線で活躍している方々でした。
第2回となる本交流イベントにおいて、招待された中国側参加者は2人いました。1人は上海市人民外事弁公室に勤めているスタッフの方、もう一人はすでに紹介したように、本学院の日本語教員である郭麗氏です。今回のイベントに参加した日本人の学生たちは、中国語能力こそまちまちでしたが、中国文化および中日交流などの分野に大変興味を示し、それに関係する質問をたくさんぶつけてきました。それらの質問に対し、郭麗氏は中国語と日本語で詳しく答えていました。双方が事前によく準備をしていたおかげで、イベントは最初から最後まで順調に進み、終始、笑い声にあふれた楽しい雰囲気でした。イベントが終わる少し前、参加した日本の学生各位が、新型コロナウイルス感染症が終息したらぜひ中国そして上海へ行って、いろいろなところを見てみたい、と期待を示しました。
郭麗氏は、2015年4月から2016年4月まで長崎県の国際課に出向し、国際交流員の役職を担当していたことがあります。在任期間および帰国後、多くの中日リーダーたちの関心と支持の下で、何度も中日青少年の国際交流イベントをみずから企画し、参加してきました。特筆すべきは、数回にわたって本大学の学生を率いて長崎県関係の国際交流イベントに参加し、イベントでも活躍した点です。そのおかげで彼ら学生たちの国際的視野が広がり、本大学の国際的人材育成の質も高まったのです。
中日国交正常化50周年を迎えるこの節目の年、郭麗氏が招きに応じ、今回の交流イベントに参加したことは、中日民間外交を効果的に促進し、また本大学の国際的名声と国際影響力を向上させることにもつながることでしょう。
日本人学生からオンラインインタビューを受ける郭麗氏
会代表とオンラインで記念撮影