2022年5月31日、全国翻訳専門学位院生教育指導委員会の指導下で、上海理工大学、上海市教育委員会外国留学生世語実践基地、上海市科技翻訳学会が主催し、上海理工大学外国語学院、『上海理工大学学報(社会科学版)』、上海世語翻訳有限会社が実施主体となる第一回「沪江杯」全国科技翻訳大会が幕を下ろしました。
今大会では、大連外国語大学元副学長、中国英語教学研究会副会長、教育部大学翻訳専門教学協作グループメンバー、国連言語人材トレーニング体系専門家委員会委員である楊俊峰氏が、本大会の主任委員を務めました。また広東外語外貿大学翻訳学研究センター主任で全国翻訳専門学位院生教育指導委員会副主任委員である趙軍峰氏、上海外国語大学高級翻訳学院院長で全国翻訳専門学位院生教育指導委員会秘書長である張愛玲氏、上海理工大学外国語学院院長で中国大学外国語学科発展連盟理工類大学委員会副主任委員兼秘書長である劉芹氏が、本大会の副主任委員を務めました。さらに中国翻訳協会常務副会長で全国翻訳資格(水準)試験英語専門家委員会主任の黄友義氏、中国政法大学銭端昇講座教授、全国人民代表大会法工委法律英語翻訳審査専門家委員会委員の張法連氏、上海外国語大学元常務副学長で上海翻訳家協会名誉会長の譚晶華氏、上海外国語大学高級翻訳学院創始院長で教育部全国大学翻訳専門教学協作グループ副グループ長である柴明熲氏、復旦大学教授で上海翻訳家協会会長魏育青氏、上海大学教授で『翻訳中国』英語国際ジャーナル総編集者の張彦春氏、中国駐トリニダード・ドバゴ大使で外交部翻訳室元主任である徐亜男氏、上海海事大学外国語学院元院長で上海科技翻訳学会元会長の左飈氏らが、特別招請専門家として本大会に出席しました。
今大会では、英
中と中-英、日
中と中-日、および独
中と中-独という六つの翻訳グループが設置され、全世界486の大学、学院、企業や公共機関から延べ799名が参加しました。大会審査委員会の選定した130名の専門家が集まり、第一回審査、第二回審査、最終審査の三回に渡る審査に当たりました。我が大学の外国語学院院長劉芹氏、MTI教育センター主任王勇氏、副主任楊本明氏、副主任王婀娜氏が審査の専門家として最初から最後まで本大会の審査を行いました。最終的に、12人が一等賞、32人が二等賞、196人が三等賞に選出されました。そのほかに一部の参加作品が優秀賞として選ばれました。我が大学の各専門からは合計61名の学部生と院生が受賞し、参加大学の中でもっとも受賞者数が多かったです。外国言語文学専門の2021期生兪璐勇は、英
中翻訳グループの一等賞を獲得しました。顧嘉怡、劉亜蘭が英語グループの二等賞を、顧雪熒、馬伊莎、唐怡菲、呉雨嫻、朱明媚、暢瑞丹、許南雪が英語グループの三等賞を受賞しました。唐哲豪、姚文艶は日本語グループの三等賞を授賞されました。徐小紅はドイツ語グループの二等賞を、方路佳、沈語桐はドイツ語グループの三等賞を受賞しました。
科学技術の迅速な発展に伴い、科技翻訳はますます重視されるようになっています。2021年中国共産党中央政治局第三十回集団学習において、国際伝達の仕事を強化、改善し、リアルで立体的で全面的な中国の姿を世界に見せることの必要性が強調されました。その点、第一回「沪江杯」全国科技翻訳大会の開催は、我が大学の学生の優秀な語学力、科技翻訳水準、異文化コミュニケーションの素養などの総合能力を示すとともに、学生の科技翻訳に従事する情熱と興味を掻き立て、さらに人材育成における中核的競争力の増強を促進することができました。
英中翻訳グループの最終審査中の光景(右上が劉芹氏)
中英翻訳グループの最終審査中の光景(左下が王勇氏)