2022年前半、外国語学院シェークスピア劇上演活動に関する嬉しいニュースが次々と入ってきました。1月、学院のシェークスピア劇団の第一回「シェークスピア演劇祭
の演目である『真夏の夜の夢』が「第一回全国大学生英語演劇祭
で二等賞を受賞しました。5月には、第二回「シェークスピア演劇祭
の演目である『お気に召すまま』が、「第一回友隣杯シェークスピア(中国)学生演劇祭」で優秀賞を受賞しました。
この二つの大規模なコンクールは今年初めて開催されましたが、主催者の権威が高く、審査評価の流れが厳密なルールに従っていることで、その受賞は斯界でも大きな影響力を持っています。「第一回全国大学生英語演劇祭」は広西大学が中心となり、武漢大学、上海大学、新疆大学、汕頭大学、貴州大学の五つの大学との連携で主催されたものです。2021年5月に始まり、9か月にもわたったこの度の大会は、コロナウイルスによる厳しい試練を経て、今年の1月に至りようやく円満に終了しました。大会に出場した作品は、それぞれの演劇を録画した動画作品となっていました。我が学院のシェークスピア劇団のメンバーたちは、王影君先生の指導を受け、リハーサルに参加した指導の先生と学生の皆さんが各自それぞれの役をしっかりと務めました。彼らは一枚岩となって協力し合い、学業のプレッシャーが大きくリハーサルが難しいといった困難を克服し、締め切り日までに無事、ビデオの録画と提出を間に合わせました。最終的に、我が学院のシェークスピア劇団がエントリーした第一回「シェークスピア演劇祭
の演目である『真夏の夜の夢』は、数多くのライバルの中から選抜され、当大会の二等賞を受賞しました。一方、「第一回友隣杯シェークスピア(中国)学生演劇祭」は、南京大学、バーミンガム大学、鳳凰出版メディアシェークスピア(中国)センターによって2019年12月3日に発足し、「隣優課」、訳林出版社のサポートを受け、南京大学と武漢大学により共同主催されています。コロナウイルスの影響で二年にもわたった今大会は、国内約200の大学の関心を集め、参加作品が集まりました。そして、主催者に招かれた国内外の著名な専門家が審査に当たりました。我が学院から指導者となった王影君、程雪芳先生が学生俳優の環篠語、丁晨玥、石晰月、李侯聡たちを引率し、南京へ行って大会現場のイベント活動に参加しました。数回の審査を経て、我が学院のシェークスピア劇団が選んだ、第二回「シェークスピア劇祭り」の演目である『お気に召すまま』は、上海市から唯一決勝に進んだ作品となり、数多くの985、211クラスの大学と激しく競った結果、うれしいことに大学生英語グループ優秀賞を獲得したのです。
我が学院のシェークスピア劇団は、英語科(中米連携)によって創建され、『イギリス文学』の課程に依拠し、第二クラスを通して、全面的な人材育成を目指す課程思政建設に取り組んでいます。英語科(中米連携)は、シェークスピア劇団のために、博士学位を持つ指導教員グループを作りました。サークルの教員と学生は限られた余暇を利用し、終始英語を使ってシェークスピアの代表作品を学習、検討、リハーサルし、実演しました。2019年9月1日の創立以来、シェークスピア劇団はキャンパス内で「シェークスピア演劇祭」を2回催し、全学に向けて『真夏の夜の夢』、『お気に召すまま』を上演して、キャンパス内でシェークスピア劇のブームを起こしました。外国語学部では前後3回の学生がその恩恵を受けました。シェークスピア劇団と演劇活動は、すでに我が学院英語専門の学生育成における特色の一つであり、また第二クラス活動の代表事例にもなっています。2022年、シェークスピア劇団メンバーを指導する先生と学生各位は、コロナ禍による厳しい情勢をともに乗り越えつつ、二つの大賞を勝ち取りました。これは、演技、人材育成、コンクール参加を三本柱とする英語専門の人材育成モデルに大きく寄与し、後輩たちを大いに励ますこととなるでしょう。