最近、高等教育機関大学外国語教育研究会と全国高等師範学校外国語教育•研究協力組織によって共同で主催された第七回全国高等教育機関英語教師教育基本能力コンテストの審査が無事終了した。本学院公共英語教育研究センターの教師である周慶艶先生の作品「Man and Nature」が激しい競争に勝ち残り、最終的に2022年度の微課グループにおける「国家級一等賞」(特別賞は設けられていない)を受賞した。
本大会では、教学実録課(授業実践記録)、微課(短時間で一つの内容について詳しく教える授業)、説課(教師が口頭で授業設計について説明する)という3つの競技グループが設けられていた。全国24の省(および市、自治区)にある177の高等教育機関から、563名の優秀教師が参加した。大会には全国の大学から391の作品が応募し、その中では微課作品が163と最も多かった。専門家審査団による厳正な選考の結果、微課グループにおいて選ばれた20作品が国家級一等賞を受賞した。周慶艶先生の微課作品は、独創的かつ新鮮な教学設計、豊かで多彩な教学内容、わかりやすい教学方法、さらに生き生きとした授業スタイルによって、審査団から一致した高評価を受け、微課グループにおける国家級一等賞を獲得した。
本学院の教師が当コンテストで国家級一等賞を受賞したことは、大学と学院に名誉をもたらすとともに、教師個人の優れた教育能力と才能を誇示し、本学院の公共英語教育と研究の全体的なレベルを示した。長年にわたって大学と学院は大学英語教育を大いに重視してきた。様々なルートを通じ、教師がオンラインとオフラインの融合教育、汎在教育(すきま時間を活用した教育)など、さまざまな教育モデルで大胆な改革と革新を行ってきた。コンテストでは、自身の実力を向上させる機会とするよう奨励され、また教師の教育能力向上を促進するための良好なプラットフォームが構築された。将来において本学院では、さらに積極的に教師たちが各レベルの教育コンテストに参加し、競争を通じて教育能力向上を進め、本学の大学英語教育が新たな局面を切り開けるよう、引き続き支援して、励ますであろう。
全国高等教育機関における英語教師教育基本能力コンテストは、これまでに7回成功裏に開催されてきた、高等教育機関の英語教師をターゲットとする数少ない国家級コンテストである。このコンテストでは、英語教師の教育基本能力、つまり言語運用能力、専門知識の蓄積、授業のマネジメント、臨機応変的能力、教育のインタラクティブ性、ネットワーク・マルチメディアという現代的教学手段運用の能力などに注目している。そのため参加のハードルが高く、難易度が高い。なおこの大会は、中国高等教育教学『高等教育機関競争評価と管理体系研究』の専門家グループが発行する「全国一般高等教育機関教師教育コンテスト分析報告書」にも収録されている。