5月31日午後、上海理工大学外国語学院の2023年度英語(中米連携)学科学部生卒業式が、学院ホールにて盛大に挙行された。外国語学院党政指導者、学科主任、教師代表、学生保護者代表、および卒業生全員が出席した。卒業式では党委副書記の金小東氏が進行役を務めた。また、当学院最初の連合育成プロジェクトの卒業生であり、1996年の優れた卒業生であり、アントフィナンシャル社の責任者である李臻氏もこの式に出席した。さらに感染症の影響で卒業式に出席できなかった2022年度卒業生代表も特別に招待され、この重要なひとときをともに祝った。
(写真1:式進行役を務める副書記金小東氏)
卒業式は、中国国歌が勇壮に響き渡る中で幕を開けた。続いて劉芹院長が、副学長張華氏の挨拶を代読した。張華副学長は、この卒業生へ贈る言葉の中で、英語(中米連携)学科の発展史を振り返り、連合プロジェクトのために精力を尽くしてきた中国米国双方の教師各位に心より感謝の意を表し、また卒業生各位への祝福の思いを述べた。また張華副学長は卒業生各位に対し、本大学の校訓である「信義勤愛、思学志遠」(信用を重んじ、義を守り、勤勉と愛を忘れず、学を思い、志は遠大に)を肝に銘じて仕事に努め、積極的に向上につとめ、目標達成に向かい奮起し、将来は人生の旅路の素晴らしい一章を描いてほしい、との期待を述べた。
(写真2:副学長張華氏の挨拶を代読する劉芹院長)
今回、ビザおよび航空便に関する制約のため、米国側リーダーやプロジェクト責任者は卒業式に出席できなかった。その代わりにニューヨーク市立大学クイーンズカレッジの代理教務長兼副校長であるPatricia Price氏と中米連携プロジェクトの米側責任者であるTao Wang教授が特別なビデオを送ってくれ、その中で卒業生への心のこもった祝福を表してくれた。
式典の中で、学院党委副書記の金小東氏が「上海理工大学優秀卒業生」の称号を授与された学生のリストを発表した。また党委書記の曲徳強氏が「上海市優秀卒業生」の称号を受授与された学生のリストを発表した。さらに院長の劉芹教授が「連合育成プロジェクトの優秀卒業生奨学金」を授与された学生のリストを発表した。思源校友奨学金の寄付者である李臻氏は、思源奨学金の受賞者のリストを発表し、あわせてスピーチを行った。彼は卒業生に対して心のこもったメッセージを送り、自身の経験を通じ、仕事における英語の重要性を示し、卒業生に自身の専門知識を活かしつつ、チャンスがつかめるように努力し、明るい未来を切り開くことができるように励ましてくれた。
(写真3:「上海優秀卒業生」授与学生リストを発表する曲徳強党委書記)
(写真4:思源奨学金の授与者リストを発表し、スピーチを行う卒業生の李臻氏)
その後に感動的なひとときが訪れた。期待と祝福をいっぱいに受けながら、全ての卒業生が順番にステージに上がり、卒業証明書を受け取っていった。外国語学院の教師代表である賈暁云氏が卒業生に言葉を贈り、若い学生たちがまもなく新たな旅路に踏み出すことへの名残惜しさと期待を表現した。それに対し、卒業生代表の顧雪儿さんがスピーチを行い、母校と学院への深い感謝の気持ちを表明した。
(写真5、6:順番にステージに上がり、卒業証書を受け取った卒業生たち)
教師たちと学生たちが記念撮影や別れの挨拶を交わす中で、卒業式は無事に終了した。この式は、卒業生たちの勤勉の結晶であるだけでなく、英語(中米連携)プロジェクトの歴史的な達成を祝う意味もあった。卒業生たちは学校からの期待と祝福を受け、新たな人生の段階に進みゆき、引き続き卓越性を追求しつつ、社会の発展により大きな貢献をしていくことだろう。
(写真7:式典会場の卒業生全体)