5月31日午前、上海理工大学外国語学院が実施中の国際学科共同運営プロジェクト―本大学及びアメリカ合衆国ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジが協力して設置した英語専門学部教育プロジェクト―の連合管理委員会会議(以下「管委会」)が、本大学のスマート教室にて行われた。今回の管委会はオンラインのビデオ会議方式で行われた。本大学の丁暁東学長がはじめの挨拶を行い、張華副学長が会議進行役を務めた。米国ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ学長であるFrank H. Wu氏、副学長兼代理教務長であるPatricia Price氏、同大学芸術•人文学院院長であるWilliam McClure氏、同大学国際交流弁公室の執行主任であるPatrick O’Connell氏、本プロジェクト米国側責任者であるTao Wang氏、本大学外国語学院院長である劉芹氏、さらに本大学国際交流部と外国語学院の関係者若干もこの会議に同席した。
丁暁東学長は挨拶の中でこのプロジェクトを高く評価し、双方が革新的な教育モデルを引き続き模索し、教育の質を絶え間なく改善向上させ、学生や社会の期待に応えるよう激励の弁を述べた。また上海理工大学が「協力•ウィンウィン」の原則を引き続き堅持し、両校間の協力プロジェクトを全力でサポートし拡大することで、双方の協力関係を共に促進して、たえざる全身に取り組む決意を示した。張華副学長は、これまでの両校間の協力の意義を十分に評価し、このプロジェクトが学生の学業ニーズを満たし、かつ教育の質を向上させる上で重要性がある点を強調した。また、積極的に新たな教育モデルを開拓することによって、学生たちが全面的かつ優れた教育リソースを得て、より就職競争力を高め、生涯学習能力を身につけることができる旨を述べた。
一方、Frank H. Wu氏は両校間の協力の歴史を振り返り、クイーンズカレッジが上海理工大学との協力関係を非常に重視していることを強調した。また、両校の長年にわたる緊密な協力が優れた成果を収めており、それが両校の教育だけでなく、両国間の文化交流や人材流動の推進にも重要な意義を与えた点を指摘した。新しく就任した連合管理委員会副主任であるPatricia Price氏は、このプロジェクトで過去の学生たちが収めた優れた成績を誇りに思うと述べた。彼女は、上海理工大学との協力プロジェクトがクイーンズカレッジの国際協力戦略の重要な支柱となっており、両校間の協力が実り豊かな成果を収めるよう、さらに新たな協力分野を切り開きたいとも述べた。この会議の参加者は、今後の協力プロジェクトの発展や学生の教育などについて議論し、交流した。特に今年は、このプログラムの今後五年間の教学許可の延長申請について詳しく議論がなされ、一致して関連決議書を締結することに合意した。さらに劉芹氏から今年度プロジェクト運営状況と許可証延長資料の準備状況について、またTao Wang氏から教員派遣について、それぞれ報告が行われた。
会議終了後、双方がいずれも引き続き努力し、国際学科共同運営プロジェクトの円滑な進展に全力を注ぐむねを表明した。またできるだけ早く双方が対面してさらに詳しい会談を行い、より協力を深化させ、協力分野を拡大することへの期待も表明された。そして、双方共同の努力により、両校の協力プロジェクトはより大きな成功を収めるとの確信が述べられた。
会議進行役を務めた張華氏
ビデオ会議による交流シーン
記念撮影