本学院中外連携プロジェクトのパートナー関係をより堅固に強化し、学院の中米連携専門プロジェクトの教育レベルを向上させるため、7月10日から7月27日まで、本学院の党委書記曲徳強氏が6名の教師研修団を率い、米国ニューヨーク市立大学クィーンズカレッジへ2週間の研修に赴いた。本学院英語(中米連携)副主任の賈暁雲氏、祁小雯氏、英語学科副主任の鄔菊艶氏、および弁公室の関係スタッフが同行した。これはコロナ流行期以来、初めて、外国語学院が海外研修のために派遣した教師研修団である。
炎天下でクィーンズカレッジに滞在した6人の教師らは、限られた時間の中で積極的に、緊張しつつも充実した調査研究・学習に取り組んだ。彼らはまさに自らの必要性にかかわる講座を選んで聴講し、専門知識を深め、視野を広げ、米国の大学の管理状況を実地に考察することで、より一層広い視野を手に入れ、思考の幅を広げた。クィーンズカレッジ英語学科の教授チームとの密接な交流を通し、彼らが深く議論した教育と管理の実践方法は、今後の本学院の教育と管理業務の参考となると同時に、啓示を与えてくれた。
教師代表と講義担当教授の集合写真
講義で学んだだけでなく、同研修団の教師たちは、両校の2+2ダブルディグリー共同育成プログラムに参加する本大学学生たちとも交流し、学校からの心配りと挨拶を伝えた。交流を通し、クィーンズカレッジでの学生たちの学習や生活が順調であること、すべての必修科目を予定より早く修了するため綿密な計画が立てられていることが分かった。曲徳強氏は学生たちに、学習と生活のバランスを取ることに留意し、生活や食事にも注意しながら、無事に卒業するように励ました。また、他の教師は、卒論や卒業答弁について学生たちと深いコミュニケーションと指導を行った。
本大学学生との交流会
本大学学生との集合写真
研修団の滞在期間中、教師たちは先方の招きに応じ、クィーンズカレッジのFrank Wu学長、Jay Hershenson副学長、芸術•人文主義学院代理院長のSimone Yearwood氏、社会科学学院のKate Pechenkina院長、国際交流弁公室のPatrick O’Connell執行主任、そして本プロジェクト米国側責任者のTao Wang氏らと会談を行った。Frank Wu学長は、この交流に対して温かい歓迎の意と高い評価を表明し、今後も本大学との協力関係をさらに強化し、両大学の教育キャリアの活発な発展を共同推進していくことへの期待を述べた。教師たちは、今回の研修からいろいろなことを学び、学んだ内容を実践教育と管理に生かすよう努力し、国際的視野を持った質の高い複合型外国語人材の育成のため、自らの力をささげたいと述べた。プロジェクトの今後の発展と教育協力の可能性について踏み込んだ話し合いが行われ、より緊密な交流・協力関係が築かれることへの期待が語られた。
クィーンズカレッジ学長代表団との集合写真
今回の調査研究学習は、外国語学院の教師たちの革新精神と積極進取の気性を示すものとなった。米国の大学プロジェクト管理と人材育成の経験から学んだことは、本学院の国際連携プロジェクトの管理と教育レベルをさらに高めることだろう。遠くない将来において、より多くの教師が海外に赴き、双方が手を携え協力しあい、ともに大学国際化教育事業の発展のため貢献する日が来るものと信じられる。
[関連内容]
上海理工大学と米国ニューヨーク市立大学クィーンズカレッジとの間で共同実施している英語専攻学部教育プログラムは、1996年に元機械工業部教育司の認可を受け設立された中外連携の英語専攻4年制学部教育プログラムであって、現在まで27年間実施されてきた。2013年以来、外国語学院は毎年2~6人の教師をクィーンズカレッジに派遣しており、1学期間の研修、交流、および夏期研修を行っている。これまで同プログラムによって計60人の教師をクィーンズカレッジに派遣し、学院の屋台骨となる教師を数多く養成してきた。
寄稿:外国語学院