3月15日、教育部高等教育機関外国語教育指導委員会、浙江大学、上海外国語大学の主催、上海外国語教育出版社が実施を担当する「第13回全国大学英語院長・学科主任級ハイエンドフォーラム」が杭州にて開催された。同フォーラムのテーマは「新たな競争分野を開き、新たな優位性を築く
であった。新時代・新思想の指導の下、いかにしてデジタル化の主導的役割を果たし、大学英語カリキュラムシステムを体系的に構築し、教師の多面的な育成を促進するか。「育人生態
(学校、家庭、社会の相乗効果を重視し、学生の総合的資質と将来社会への適応能力育成を目指す教育法)を総合的に形成し、大学英語教育のデジタル化の新たな競争分野を切り開くか。また、いかにして外国語教育の質と効率を改善し、産学研究、学校・社会・企業の一体化したコミュニティ構築を支援するか。これらに焦点を当てたフォーラムである。出席者は、教育部大学外国語教育指導委員会の主任委員である何蓮珍教授、上海外国語大学の尹東梅書記、浙江大学の周江洪副学長、上海外国語大学の査明建副学長、広東外国語外貿大学の劉建達副学長、浙江外国語学院の柴改英副学長、華僑大学の王建華副学長、河南中医薬大学の張加民副書記、上海外国語大学の学長アシスタントの胡開宝氏、上海外国語教育出版社の孫玉社長などの指導者であった。同フォーラムには全国から1000名に近い大学英語の院長・学科主任がオフラインにて参加した。またオンラインのライブ放送は4万人以上が視聴した。
開会式において『全面改訂版・大学上級英語』(第2版)を披露した。この教科書のシリーズは、復旦大学の李陰華教授が編集長を務め、復旦大学、華東師範大学、蘇州大学、本大学の専門家が執筆を担当して、ナショナルジオグラフィック・ラーニング社と共同で作成された。また本大学で制作された「視聴閲読」版は、今年5月に出版される予定である。この教科書を制作したのは、編集長として劉芹と張楽、第Ⅰ巻から第Ⅳ巻までの編集者として柏鈞、薛海浜、金朝暉、鄧永平、陳征、王彦花、繆蓬および馬莞が各巻を分担した。本学院の大学英語教育チームが、メインストリームにあたる大学英語教科書を執筆する役割を引き受けたのは今回が初めてのことであり、本学および本学院の社会的影響力の高まりを示している。
『全面改訂版・大学上級英語』(第2版)を披露する劉芹氏(右から2人目)
劉芹氏は、パラレルフォーラムⅡ「デジタルインテリジェンスの変革を推進させ、教育改革を主導する」の中で、「デジタル時代における理工学術英語教育改革の探求」と題する基調報告を行い、本学の学術英語教育チームが理工学術英語教育改革を実施してきた歴史や、デジタル時代の文脈における学術英語コースの学習資源、教育法、評価方法の変革とその成果を紹介し、参加者から満場一致の好評を得た。
基調報告を行う劉芹氏
2024年は中国共産党第20回全国代表大会の精神を全面的に実行する重要な年であり、また、「第14次5カ年計画」を深耕する重要な年度でもあった。本学院では、大学英語教育の改革をさらに深化させ、国際化された科学的・創造的人材の育成のため、知恵と力によって貢献する。
参加した専門家の全体写真