産学協力プラットフォームの構築をさらに推進させ、学生の就職を促進するため、6月5日に劉芹院長と張楽副院長らが上海外語教育出版社を訪れ、座談会を開催した。上海外語教育出版社の孫玉党委書記、葉青副社長、営業センターの徐君副主任、そして外国語学院のОGである廖莎氏が温かく出迎えてくれた。
座談会上においては、まず孫玉党委書記から、上海理工大学外国語学院が長年にわたり出版社事業に力強い支援を提供してきたことへの深い謝意が表明された。また、産学双方がこれまで築き上げた強固な協力関係を土台とし、学生育成、教員能力の向上、インテリジェント新技術の応用といった諸分野に焦点を当て、全国の理工系大学における外国語教育の改革を共同で推進して、学科の影響力と社会からの認知度を高めることを期待する、とした。
続いて葉青副社長は、外国語学院が理工系外語教育分野の強みを十分に活かし、「全国理工系大学外国語教育研修センター」の共同設立を契機として全国の理工系外語教育資源を統合し、教員研修・カリキュラム開発・学術研究など多角的な分野において協力を強化していくことを期待する、とした。
劉芹院長は、まず双方が長年にわたり築いてきた産学協力の成果を振り返り、今回の教育研修センターの設立を契機として教員組織の建設、人材育成理念の更新、教育改革成果の普及など諸分野で協力が深化され、新たな協力関係が開拓されていくことへの期待を示した。さらには学院2016年度英語(中米連携)専攻卒業生の廖莎氏とも交流し、同出版社での勤務状況や、学院の教育プログラム・カリキュラムと実務との適合度についても意見を交わした。
その後双方は、新時代における外国語教育の革新的発展をめぐり、AI技術の応用、デジタル化カリキュラムの開発、マイクロ専門プログラムの建設、産学協力、学生の実習・就職などについて重点的な意見交換を行った。
座談会の開始前に、劉芹院長と孫玉党委書記が協定書に調印するとともに、「全国理工系大学外国語教育研修センター」の除幕式が行われた。同センターでは定期的に教学研修活動を開催し、理工系大学における外国語教育の革新モデルを模索することで、全国の外国語教育改革に対してモデルを提供する役割を果たす。
協力協定書の調印

「全国理工系大学外国語教育研修センター」の除幕式

座談会の様子
記念撮影


