6月17日午後、上海理工大学外国語学院ドイツ語学科の孟小果教員は、院生および学部生の代表である蔡詩婷氏、呉天遨氏、付梟雄氏、盛澤銘氏らとともにボッシュ(中国)投資株式会社を訪問し、産学協力活動を実施した。ボッシュ社の協力シニアアドバイザーである毛天鑫氏らが一行を温かく出迎えてくれた。
座談会の場では、毛天鑫氏が社の基本情報について詳しく紹介した。1926年、ボッシュは上海で初めて自動車アフターサービス工場を設立した。同社は中国市場とユーザーに対して、スマートモビリティ、工業、消費財、エネルギー・建築技術など各野における先進技術とソリューションを提供し、すべての事業領域で「技術が生活の質を高める」という理念を具現させているとした。学生たちは自身の専門をふまえ、ドイツ語の専攻が就職活動の中でどのように強みを発揮できるかについて質問した。ボッシュ顧問は学生に対し、キャリア選択肢として機能別職種にも目を向けること、またグローバルセールスのプロジェクトにおいては言語能力が強みとなると助言した。さらに、インターンシップでの実務経験とそこでの成果が面接においてはとりわけ重要であると説明した。ボッシュ社でインターンシップ中である本校経営学部学生の鐘浩氏も、自身の面接経験をシェアしてくれた。その後、双方がドイツ語人材の育成、インターンシップ・就職支援、キャリア発展教育などをテーマに、より深く議論を行った。
この会の前に、教員と学生らはボッシュ社1階展示フロアとオフィスエリアを見学し、同社の事業展開について理解を深めるとともに、広々とした快適なオフィス環境とリラックスした社内の雰囲気を実感した。参加した学生からは、「今回の訪問は大変勉強になりました。次の企業訪問でもより多くの収穫を得られることを楽しみにしています」との声が聞かれた。

ボッシュ社展示フロアとオフィスエリアの見学

教員と学生らの座談会記念写真


