実りの秋が訪れ、新たな出発の時が来た。2025年9月6日、上海理工大学外国語学院2025年度新入生たちの歓迎活動および新入生向けガイダンスが、本学南キャンパス国合棟の報告ホールにて盛大に開催された。学院の党務・行政責任者、教員代表、卒業生代表、新入生、および保護者代表らが一堂に会し、厳粛だが温もりあふれるこの歓迎活動を見守った。
朝の光を受け、笑顔が咲く外語学院
朝8時、軍工路580号学生活動センター1階に設けられた外国語学院の新入生歓迎ブースはすでに整然と設営されていた。学院紹介パネル、専攻説明コーナー、インタラクティブフォトスポットが多くの新入生と保護者を引き寄せていた。学院が心を込めて準備した「新入生ウェルカムバッグ」も学生たちへの深い祝福と期待を込めて、順次配布された。午後1時からは外国語ビルが公開され、八方から訪れた学生たちを迎え入れた。1階の内と外で念入りに設置された歓迎パネルとボードが、新入生と保護者にとって格好のフォトスポットとなり、「上理外語学院の一員」となった最初の日の気持ちを記録するため、彼らは写真を撮っていた。


式典が始まり、夢へ向かって帆が上がる
午後3時、厳粛に国歌が響き渡る中で、入学式の幕が静かに開いた。式典では学院党委副書記の沈蓮蓮氏が司会役を務めた。劉芹院長がまず歓迎の辞を述べ、40年以上にわたる学院の発展軌跡を振り返り、外国語と科学技術を融合させた学院の教育の特色を強調した。さらに「AI時代の思想を持った外国語人材」となって、祖国を胸に抱きつつ世界全体を見渡すことの重要性を訴えた。
続いては、教員代表として英語学科副科長の韓洋博士が「言語が持つ人間的な温かさと科学技術との融合」をテーマに講演し、自主的で学際的な探求を通じ、文化的な洞察と技術革新を兼ね備えた複合型人材となるよう、新入生を鼓舞した。



先輩からの式辞、受け継がれるともし火
この式典では、上海理工大学外国語学院2000年卒(言語学専攻)の傑出した校友であり、今は上海水成環境保護テック株式会社の董事長である李少華氏が、「業界の新入り」から「業界標準の設定者」になるまでの事業史を母校の人々と共有してくれた。彼は後輩たちに向け、「担える責任の大きさに応じ、多くの人々があなたの夢を支えてくれる」と激励の言葉を贈り、学生時代を大切にしつつ、誠実さと専門性を備えた人間として成長するよう呼びかけた。また会場では全国各地の卒業生たちから送られたビデオメッセージが上映され、山海を越えて集まった彼らの温かい言葉と心のこもった祝福が、新入生を力強く励ましてくれた。


新旧の夢が交差し、未来へと託す旅立ち
校学生会執行主席を務める2023年度英語専攻の蘇慧娜氏は、迷いから確信へ至った自身の成長経験を共有してくれ、新入生に対して恐れず挑戦し、失敗から学ぶことの大切さを訴えかけた。新入生代表の譚歆桐氏は、大学生活への憧れと誓いを表明し、居並ぶ人々に「言葉の伝達者となるだけでなく、文化を解読する人材となろう」と呼びかけた。


続いては、心温まる音楽に包まれながら新入生全員が「願いカード」を書き、船出を象徴する「2025新語号」模型船ポストの中に投函した。副院長の韓戈玲教授と張楽教授が、新入生代表に船の模型を贈り、「ここで帆を上げよ、情熱を捨てるな」と励ましの言葉をかけた。
そして式典は盛大な拍手の中、幕を下ろした。新入生たちは教員の教え、卒業生の励まし、家族の期待とともに、外国語学院という豊かな土地に身を置いて、言葉を舟とし、夢を帆とし、彼ら自身の内なる星の海への航走を始める。




